こんにちは、よもぎです。
2017/7/30(日)都内某所にて発達障害当事者のオフ会を開催しましたのでレポというか、感想をアップしたいと思います。
発達オフ会
フォロワーさんとの間での軽い「やってみたいね」からスタートした企画でしたが、今回は、以下の2つの条件に絞って参加者を募集しました。
（１）ADHD/ASD（診断済・未診断OK）
（２）アラサ～アラフォーの女性であること
色々お声かけいただいたのですが、都合の合う方で当日集まってくださったのは幹事含め4名の当事者の女性でした！ありがとうございます。
ドキドキの合流
遅刻するのではないか？道に迷うのではないか？と時間に余裕をもって集合場所などを決めたのですが、思った以上にすんなり合流できました。
会場はのんびり話ができるカラオケBOXを利用して、TVの音を消し、密室で3時間おしゃべりに講じました。
もうね、皆とにかくいい人...。会話も弾んで「とにかく楽しかった」が私の率直な感想です。
どんな話をしたのか？
すごくプライベートなお話も多かったので、紹介できる範囲でざっくりとした内容だけですが、以下のような内容で盛り上がりました。
☑ 仕事のこと
☑ 薬（コンサータ/ストラテラ）のこと
☑ 友人関係のこと
☑ 恋愛、結婚、育児のこと
☑ 『ギフト』っぽい特殊能力ある？！という話
☑ 特性についてのチェックテスト ※後述
特に友人関係や恋愛の話なんかは、女性ならではの盛り上がりを見せていたと思います。笑
「あるある！」「わかるー！」という言葉や「それ私も！！」「えー！私も！」などの同意と共感が飛び交ってました。自分の今置かれた立場や悩み事を話して、皆だったらどうする？というプチ情報交換会シーンもありました。
ADHDとASD併発という方もいらっしゃったのですが、失礼ながら一見全然ASDっぽさがないんですね。
会話もスムーズだったのに、友人関係の話をしてる時の発言で突然「その考えすっごいASDっぽい！！」とか、笑っちゃうようなシーンも。笑
（やっぱり、会話については色々お勉強なさっていたのだそうです。すごい！）
ご主人もお子さんも一家そろってADHDだよ、という方からは「子供はまだ未診断だけど、本人が困り感を感じたらサポートをしっかりしてあげたい」というお声が。
女性は結婚や出産、育児、子供に遺伝したら...など色んな悩みがあると思うのですが、先輩の言葉を聞くことができてなんだかすごく安心感があったり。
家事をするときにもコンサータで助かっている具体的なエピソードも聞くことができました。
今回は、何か議題や目的を決めていたわけではなかったのですが、発達同士ならではのテンポで、意外と有意義なお話ができたんじゃないかなあと思います。
特性についてのチェックテスト
これは以前私がツイッターで紹介した本についているチェックテストなんですが、折角なので皆でやってみました。
▼本の内容とよもぎの結果はこんな感じ
ちなみに、私（青）と定型の妹（赤）の結果はこれでした。凸凹の差がかなり明確です。言語タイプという方向性が似ているのは、遺伝かなあという印象です。#ADHD対策#私の場合#医師の作った頭の良さテストhttps://t.co/yx0jSglpvT pic.twitter.com/jluzmTDgpE
— よもぎ@ADHD (@yomocracy) 2017年7月25日
これは、別に凸凹だったら発達障害！とかいう本ではなくて、あくまで『どんな情報処理の仕方が自分に合っているのか？』というものです。でも発達の場合は特に傾向がわかれば「耳で聞いて教えてもらった方がいいのか」「メモに残してもらった方がいいのか」など対策が取りやすいので、お勧めしている本なんです。
さて、やってみた結果、意外にも4人中3人は「3次元映像タイプ」！！
1人だけ「聴覚＆音タイプ」だった方は、テストの最中も文章を読み上げていて、既に特性が出ているという。笑
「そっか、普段から声に出すと理解できるのはそういうことなのね！」と納得の結果でもありました。
時間も迫ってたので簡単にそれぞれのタイプの特徴を本で読み合わせて、この日は名残惜しくも解散！！
さいごに
ほんとうにあっという間の時間でした。あまりお互いの特性の深いところまでは話ができなかったのですが、「それぞれの特性があって、それでよい」という空気感を感じました。音聞こえにくかったら言ってね、とか、こだわり的に嫌なことがあったらすぐ教えてね、とかお互いを思いやれる環境だったと思います。
幹事が言うと偉そうなのですが、すべては参加者の皆さんの暖かいお心のおかげです。
参加して下さったSさんRさんOさん、本当にありがとうございました。
条件を設けることについて
実は開催告知をした時、男性や、お若い方からも「参加してみたい」というお声を、ありがたくもいただいていました。
ですが、やはり年やバックグラウンドの似ている同性同士の方が、ざっくばらんにいろんな話が出来るのではないか？共感しやすいのではないか？という考えから、アラサー以上の女性に限定したオフ会開催となりました。（主催者が女子トークしたかっただけでもある）
ちなみに、オフ会や自助会は実はいろんなところで開催されていたりもするので、探してみると意外と見つかるかもしれません！実際既に色んなサロンがあるのですが、何となくイメージと違ったりして私は入会したりはしていません。
まだ明確なビジョンはなくてブレブレなのですが、サロンというほどでなくても、女性のADHD当事者が、ライフハックを交換し合ったり、ちょっとした愚痴をおしゃべりしたりという『考えの似たもの同士』が集まれる場が、これからも作れたらいいのかなあと考えています。できたらいいな。笑
色んな性別、特性、背景の方が、それぞれに合うよい仲間を見つけられたらいいなあと強く思います。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました😊
